私は、2007年にアフィリエイトを開始し、12年が経過した2019年に法人化することを決意しました。
その決意に至るまでの経緯について、ご紹介したいと思います。
アフィリエイト収入の推移
私がアフィリエイトを開始してからの収入の推移は、以下のとおりです。
2007年 0円
2008年 40,816円
2009年 334,911円
2010年 716,464円
2011年 827,574円
2012年 1,398,546円
2013年 2,235,601円
2014年 2,106,847円
2015年 1,512,294円
2016年 835,009円
2017年 928,223円
2018年 4,050,959円
2019年 9,910,461円(6月末時点)
このように、アフィリエイトを開始してから7~8年目までは右肩上がりで収入が伸びていき、その後、急降下した後、再び爆発的に急上昇したという状況です。
アフィリエイトで法人化を決意した経緯
2018年までは、法人化などまったく頭にもよぎったことはありませんでした。2019年の6月末時点でも同じくです。
そもそも副業としてアフィリエイトをしていますので、会社を作るなどということを考えるわけがありません。
しかし、2019年6月末に、このままでは年間の収入が2,000万円になる、、ということは、本業の収入と合わせれば、課税所得が確実に1,800万円を超える、、ということは、所得税率が40%になり住民税10%と合わせて50%の税金を納めないといけない、、ということは、2,000万のアフィリエイト収入のうち、1,000万円を納めないといけない!?
なんてこった、、、税金で1,000万??あり得ない、、、急に恐ろしくなってきました、、1,000万円もの大金を税金で納めるなんて、信じられない、と。。
そこで、知人の会社経営者(不動産業経営)に、税理士を紹介してもらおうと思い、相談してみました。すると、その知人は、さらに色々と詳しい会社経営者に相談してくださり、その結果、まずは「一日も早く法人化する」ことを勧められました。税理士への相談は、その後でも遅くないと。
後で知ったことですが、一般的には、まず税理士に相談し、その税理士の知り合いの司法書士に法人設立登記の手続きを依頼するというケースが多い流れらしいのですが、私の場合は、それが逆になってしまいました。(結果的には、その方がよかったと思っています。)
とにかく私は、その知人の勧めを聞き、一発で納得しました。個人のままなら50%の税金を支払わないといけませんが、法人化すれば30%の税金で済む。ということは、仮に課税所得が2,000万円だった場合、1,000万円を納めないといけないところが600万円で済む。つまり400万円もの節税効果があるのだ!と。
これが、私がアフィリエイトで法人化を決意した経緯です。
アフィリエイトで法人化を決意するタイミングの目安
一般的には、法人化する目安は、アフィリエイト収入が500万円を超えたらとか、1,000万円とか1,500万円とか2,000万円とか色々と言われていますが、変に難しいことは考えずに、所得税の税率と、法人の税率とを単純に比較すればよいだけではないかと思っています。専門家ではありませんので、誤った認識かもしれませんが。。
課税所得が695万円以下なら20%(住民税と合わせて30%)、695万円を超えると23%(住民税と合わせて33%)となりますので、この時点で単純計算すれば、法人税の実効税率30%の方が税率は低いということになります。ただし、法人化する手間を考えると、この程度の節税効果ではまだ法人化に踏み切るのは難しいような気もします。
となると、次に税率が上がる900万円を超えた時点の33%(住民税と合わせて43%)になった時点というのが、法人化するタイミングの現実的な目安になるのではないかと思います。
ただし、その収入がどれだけ持続するのか、という点も判断の重要なポイントになってくるかと思います。一時的な収入の上昇であれば、法人化する手間がかかってしまうだけで意味がなくなってしまいますので。
私の場合は、10年間アフィリエイトを続けてきたという自信がありましたし、また、途中で収入が下がったときもありましたがサイトを適切にメンテナンスしてあげれば収入は回復するし、手をかければかけるほど収入は伸びるんだということを実感していましたので、これは継続的に収入を得ていくことができる、いや、そうしないといけない!と覚悟をしました。