アフィリエイトで法人を設立するにあたり、司法書士や税理士と相談しながら手続きを進めていきましたが、そのような専門家に相談するだけでなく、自身でもある程度の知識を持ったうえで話をした方が、打ち合わせもスムーズに進めることができますし、専門家がどこまで信頼できるのか不確かな部分もありましたので、参考になりそうな書籍をひととおり購入し、情報収集をしながら専門家と打ち合わせをしました。
私がこれまでに購入した参考書は、以下のとおりです。
「法人化の手続き」~「法人化後の手続き」と「経理」に関する参考書
起業と会社経営の実務がよくわかる本
起業したらまっさきに読む経理の本
上記の2冊は、いずれも「法人化の手続き(定款の作成などの会社設立の手続き)」から「法人化後の手続き(税務の届出など)」と「会社設立後の経理」についての参考書になります。
「起業と会社経営の実務がよくわかる本(以下「よくわかる本」)」は、税理士と社会保険労務士の共著で、「起業したらまっさきに読む経理の本(以下「まっさきに読む本」)」は税理士のみの著書となっています。
このため、「よくわかる本」は、雇用関係の解説が豊富に収録されているという違いがあります。
私の場合、ひとり社長として法人化しており、今のところ従業員を雇う予定はありませんので、その意味では、「まっさきに読む本」のみでよかったかなと思います。
ただし、「よくわかる本」は2色刷りになっているということと、項目ごとにページが区切ってあるため読みやすいのですが、「まっさきに読む本」は白黒印刷で、項目ごとのページ区切りもないため読みにくいという欠点があります。このため、パッと調べものをしたいときは、「よくわかる本」を手に取ることが多いです。
しかし、「まっさきに読む本」の方が具体例や雛形などが豊富に掲載されていて、役に立つ情報もあるため、結局は、どちらの本も役に立つ参考書ということになりますね。
「経理」に関する参考書
ひとり社長の経理の基本
この本は、「経理」にのみ焦点を当てた参考書になります。特に「ひとり社長」を対象にしているため、参考になる書籍です。
「節税対策」に関する参考書
どんな領収書でも経費で落とす方法
元「国税調査官」である大村大次郎氏(ペンネーム)の著書として有名な本です。様々なケースについて、経費で落とす方法が記載されていますので、読んでおいて損はない本だと思います。
会社の場合と個人事業主の場合とに分けて、どの形態に適用されるのか区別しながら記述されているため、読みにくいと感じる部分もありますが、経費についての基本的な考え方など、勉強になる本だと思います。
小さな会社が本当に使える節税の本
ひとり社長を基本とした小さな会社を対象として、具体的な節税対策、節税方法について解説されている参考書です。
ひとり社長を前提としていますので、アフィリエイト法人にとって、すべてが参考になる内容だと思います。