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アフィリエイトで法人銀行口座を開設

銀行口座

法人設立登記の完了後、税理士探しと並行して、法人の銀行口座の開設手続を進めていきました。

※法人設立登記の詳細は「アフィリエイトで法人設立」の記事を、税理士探しの詳細は「アフィリエイトで税理士と顧問契約」の記事を参照してください。

アフィリエイトで法人化した会社の場合、どこの銀行口座がよいのかネットで調べてみましたが、とりあえず私の個人口座が「楽天銀行」をメインバンクとしており、ネットで調べた結果も、「楽天銀行」を勧める記事もけっこうあったため、楽天銀行に申し込むことにしました。その他、大手の都市銀行は審査が厳しいということや、 ジャパンネット銀行が一番のおススメといった記事もよくありました。

法人銀行口座の開設

ということで、楽天銀行のホームページから、法人ビジネス口座への申し込みをしようとしたところ、電話番号については「携帯電話は不可」との記載が、、、これは困った、、、私は賃貸マンションに住んでおり、携帯番号しか持っていないのです。。

050のIP電話番号の取得

ということで、またまたネットで調べてみたところ、「050」から始まるIP電話の電話番号なら、無料で取得できるらしい。。ということで、どこのIP電話のアプリがよいか調べてみたところ、楽天モバイルの「SMARTalk」がよさそうでしたので、こちらに申し込むことにしました。
このIP電話は、スマホのアプリとして使用でき、普通にスマホで電話を掛けたり受けたりするのと同じように使うことができるものです。結局、携帯電話と一緒ですね。。ただし、IP電話自体は、固定電話のように固定の電話機から使用することもできますので、外向けの説明には、たまたまIP電話番号を固定電話機で使っているだけです、という説明もできます。

ということで、スマホのアプリ「SMARTalk」でIP電話番号を取得し、楽天銀行の法人ビジネス口座の開設を申し込みました。

楽天銀行の法人ビジネス口座の申込み

楽天銀行の申し込み方法は、楽天銀行のホームページから会社名や住所等を入力すると、申込書の印刷ができますので、その申込書に押印し、必要な添付書類を添付して郵送するという方法になります。

<添付書類>
・法人登記の履歴事項全部証明書(原本)
・本人確認書類のコピー(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・(会社のホームページがない場合、又は、法人設立後半年以内の場合は)事業実態を確認できる書類(当社宛ての請求書など)→私には、このようなものがなかったため、法人設立登記を依頼した司法書士からの請求書のコピーを同封しました。※後述しますが、これでは認められませんでした。

ネットバンク以外の銀行口座の開設

ネットバンクだけでは、節税対策のひとつ(小規模企業共済)に対応していないとの情報を小耳にはさんでいたため、ネットバンク以外の口座も念のため作成しておくことにしました。

ただし、都市銀行は審査に通るか不安でしたし、私の個人口座も都市銀行では作っていませんでしたので、地元の「信用金庫」で作成することにしました。するとなんと、、即日発行ができちゃいました。。
楽天銀行に申し込んでから1週間が経過した時点でしたので、信用金庫の口座の方が先にできてしまったという状況です。やはり面と向かって本人確認をしますので、その辺りの確認が確実に速やかにできるというわけなんでしょうね。

楽天銀行法人ビジネス口座のヒアリング・追加提出書類

そうこうするうちに、楽天銀行に申し込んでから2週間が経過してしまいました。楽天銀行では、申込の進捗状況をネット上で確認できるようになっており、「申込受付」→「申込書類受領」→「審査手続中」→「開設手続完了」と順にステータスが変化するようになっています。

私は、申込書を郵送してから2日後に「申込書類受領」にステータスが移ったあと、2週間が経っても「審査手続中」に移行しないという状態でした。そもそも申込書類が受領された段階で、おおよそ1週間以内に手続完了の連絡をさせていただきます。というメールが届いていたのですから、これは、いくらなんでもおかしい、、、と思い、楽天銀行に問い合わせのメールを入れてみました。

すると翌日、楽天銀行から電話がかかってきました。
事業内容などについてのヒアリングと追加提出資料の依頼の電話でした。

<ヒアリング内容>
・事業内容は?→アフィリエイトです。
・会社設立の経緯は?→個人でアフィリエイトをしていましたが、収入がかなり増えてきたため法人化しました。
・その事業はいつから?→10年ほど前からアフィリエイトをやっています。
・事業実態がわかる請求書など、取引先から発行されたものは?→アフィリエイト会社(ASP)からの入金があるだけです。司法書士からの請求書ではダメだったんですね。では、税理士との顧問契約書は?→それもダメ。→アフィリエイト収入が表示されたASPの管理画面は?→それでOKです。FAXしてください。
・税務署に提出する法人設立届は?→ちょうど今、作成中です。→いつ頃できますか?→1週間後ぐらい→では、受付印を押した法人設立届の控えを1週間以内にファックスしてください。

ということで、税理士に連絡を取り、急ぎで法人設立届を税務署に提出してもらいました。そしてその控えをもらい、ASPの管理画面を印刷したものと合わせてFAXしました。(念のため、電話もかけました。)

すると翌日、楽天銀行からメールがあり、口座開設が完了したとのこと。
う~ん、、、丸々2週間も放ったらかしにしておいて、こちらから問い合わせを入れて追加書類を提出した途端、速攻で手続が完了するというのは一体どういうことなんだ。。。と不満たっぷりですが、まあ開設できたので、よしとします。。

要するに、最初に口座開設の申し込みをする段階で、「ASPの管理画面」と「法人設立届出書」のコピーを同封しておけば、一発で手続が済んだ可能性があるということですね。

楽天銀行法人ビジネス口座のキャッシュカード・デビットカード

1週間後に、楽天銀行から簡易書留で口座番号等が記載された書類が届きました。そして楽天銀行のホームページからログインして初期設定をし、キャッシュカードとデビットカードを申請しました。いずれも1,080円(キャッシュカードは発行手数料として、デビットカードは年会費として)です。

デビットカードというのは、私は初めて作ったのですが、ネットショッピングをする際や、店舗で支払う場合などに、クレジットカードと同じような使い方ができるというものです。違いは、クレジットカードは、1ヶ月分まとめて口座から引き落とされることに対し、デビットカードは、使用した瞬間に、口座から引き落とされるという違いがあります。

当初の予定では、普通にクレジットカードを作ろうと思っていたのですが、楽天銀行の法人口座でクレジットカードを作ると、かなりの維持費がかかることがわかったため、クレジットカードは諦めることにしました。※この点については、また改めて、別の記事でご紹介したいと思います。